愛車の素敵な手放し方

大切に乗ってきた車を処分するのは辛いものです。私たちはこうしました。

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結婚前、主人も私も車を一台所有していました。

 

二台は必要ないと考え、主人の車は古く、私の車はまだ新しかったので、主人の車を手放すことになりました。

 

でも主人は、もっと若い頃は車の改造が趣味で、色々と試行錯誤してあちこちいじっている彼の車は、まさに愛車でした。
また、都会出身の私からすると本当に驚きなのですが、こちらでは、走行距離を10万キロ以上走った車でも、当たり前のように乗り続けます。

 

私はてっきり、10万キロ以上の車は古くて、もう危険だから走れないのかと思っていました。

 

そして、手放すことになった主人の車は、軽なのに、なんと走行距離がもう少しで20万キロに達しようとしていました。

 

主人いわく、しっかりメンテナンスしてきたからこそ、ということでした。

 

いずれにしても、それ程までに思い入れがあって、それ程までに使い込んだ車を、どのように処分するかということが問題となりました。

 

最初は売ろうと思ったのですが、走行距離も距離ですし、あちこち改造されていたり、そのあとが残っていたりするので、大した額にはならないのではないかということでした。

 

主人としても、そんな小額で売却するのは、愛車に対して失礼と、納得できない様子でした。

 

そんな時、ちょうど主人の親友の車が故障し、再起不能になったという知らせが入り、主人はあっさりと、その友人に車をプレゼントすることに決め、一銭も頂きませんでした。

 

主人としては、大切な愛車を、これからも親友が乗り続けてくれるということで、とても喜んでいました。

 

当初私は、ただ差し上げるというのには疑問があったのですが、主人の様子を見ていると、こういう手放し方もあったのかと、心温まる思いがし、良い経験となりました。